FRP製リップスポイラーの補修

友人からFRPのリップスポイラーの補修を依頼されたので、補修と塗装を行ってみました。
塗装はそこそこ経験があったのですが、FRPはちょっとかじった程度でしたので、何処まできれいに仕上がるかわかりませんでしたが、人柱になってもらいましたw

破損部の接続

ほとんど2つに折れた状態になっていたので、向かい合わせてクランクで固定し、#450のストランドマット2プライを裏打ちして繋ぎました。
底面を擦って穴があいているところもあったので、ついでにふさぎます。
過去に2回くらい補修しているようで、接着剤やブチルゴムみたいなのが付いていたので、シンナーと研磨できれいに落とします。マットを張る部分は足付けのために全体に研磨しておきます。
隙間が大きかったり、穴があいている部分は、表から養生テープを張っておき、チョップドストランドマットを細かく切ったものを詰めて埋めてあります。

大ざっぱに研磨

FRPが硬化した後、大ざっぱに削ります。ポリパテで仕上げる予定なので、出来上がりよりわずかに削っておきました。全体に歪んでいて完全には綺麗に面が出ませんでしたが、切りがないのである程度のところで見切りをつけました。
この歪みは補修時に出来たというより、もともと経年劣化や過去の補修で発生していたようです。
あまり厚塗りしたり、急激に固まると歪みが出るようですが、今回補修した個所ははうまくいったと思います。 まあ、リップスポイラーなのでそれほど目立つことはないでしょう。

ポリパテを塗る

凹んでいる部分や気泡や段差が残っている部分にポリパテを塗ります。1回では仕上がらないので、塗って研いでを2,3回繰り返す必要があります。プラサフや塗装で丸くなるので、ラインや角の部分は若干シャープに仕上げるのが好ましいです。

整形中

1度目を研いだところです。かなり凹凸があるのがわかると思います。

仕上げ

他にも傷や塗装の剥がれがあったので、ついでにパテを入れました。
80番くらいのサンドペーパーで研いでいきますが、最後は研ぎ後を消すために400番で仕上げます。
また、塗装面は全面的に足付けしておきます。

塗装後

シルバーのパール塗装をした後、クリアを吹いています。パールは色がズレやすいので本当はサンプルを塗料屋に持って行ったほうがよかったのですが、今回は純正色でやってます。
塗装屋さんに聞いたところ、パールの中でもシルバーは色が合わせづらいそうです。途中でシンナーで薄めたりするのもやめた方が良いとのことでしたので、時間を空けずに一気に全部吹きます。
垂らしたりすると、研いでごまかすこともできないので、垂らさないよう注意します。

塗装面の状態

普通のガレージで吹いていますので、思ったより埃が入ってしまいました。乾くと引けるので多少目立たなくはなりますが残念ですね。塗装ブースほしいですw

バフがけ後

最近の塗料は、磨かなくても十分つやが出るのですが、ゴミが入ったりしたところも多かったので、ゴミを研いだ後、バフがけしてみました。
クリア層内のゴミは取れませんが、表面は平坦になったので、ゴミが目立たなくなったと思います。