* * パイプベンダーの試用を兼ねて、自動車用のシートを屋内で使用できるように加工してみました。
パイプベンダーは16tの油圧式のもので、エア駆動の油圧ポンプを備えています。 少々うるさいのと、エアの量は結構食いますが、特に一人のときは作業効率が格段に違います。
* * 材料にはホームセンターで売っているメッキ鋼管を使用しました。
いっぺんに曲げようとすると一点に応力が集中して折れてしまいます。 20〜30cm程度の距離を等間隔で押して徐々に曲げていくことが必要です。
あらかじめ中心点とそこから左右に2,3箇所に5cm間隔でマーキングしておくと作業しやすいと思います。
* 90度に曲げたもの。概ね問題なく曲がっていますが、よく見るとRが一様になっていないのがわかると思います。熟練すればもっとうまく曲げられると思われます。
内側にしわがよっていますが、これはこの製法では避けようが無いようです。
* パイプベンダーの一部と干渉するために半径15cm程度よりも小さく曲げることはできません。また、180度曲げたり、隣の曲がりまでの距離が近い場合は干渉するかどうか計算に入れておく必要があります。
* 足の部分が完成した様子。2本ともほぼ寸法どおりに加工することが出来た。
* * 補強は溶接して行いました。
パイプ先端の処理が結構めんどくさいです。
* 強度を確認している様子。乗っているのは友人のMHさん。
彼が乗って壊れなければ大丈夫だ。
* * 完成。後ろに倒れないよう長めに作ったのでリクライニングしても安定しています。