7,8年問題なく運用できていたが、たまに失火する症状が出ていたので、この機会にイグナイタを新品に交換し、取れ付けステーもしっかりしたものに作り直した。
用意したイグナイタは90080-19015で、アルテッツァやMR2の5型の3Sエンジン用の部品となる。いわば純正品への交換となるが、残念ながらヘッドが異なるためそのままでは取り付けができない。
挿入部の長さは同一(タペットカバー上面は同じ高さのようだ)であることを確認していたので、あとは固定がうまくいけばOKだ。
というわけで、タペットカバーを加工することにする。肉厚が薄く直接ねじを切る事は出来ないため、溶接か、ボルトによる締結になるが、鋳物の溶接はあまり行いたくなかったため、ボルトで締結する方針とした。
2か所は貫通穴を開けて2本のボルトでステーを固定したが、2か所は裏側のリブやパッキンの位置に干渉して都合が悪かったので、タペットカバーの取り付けねじと共締めとした。
次にハーネスであるが、社外のコネクタのみを入手できたので、全て作り直すことにする。電源系は16AWG、信号線はもっと細くてもいいのだが、圧着端子のサイズの関係で18AWGとした。
ピンアサインは車両側コネクタを後ろから見て、写真の通りとなる。先に取り付けていた1JZ-FE用のものと同じだ。
取り付けステーに、アース線やハーネス固定用のネジも併せて切っておいたので、良い感じにまとまったと思う。エンジンの上にインマニが載っていて自由な方向には配線は出せないので、1番気筒だけ異なる角度に設置しているのがポイント。
37 void interrupt ISR(void) { 38 //GIE=0; // prohibit INT automatically 39 if(CMIF == 1){ 40 CMIF=0; 41 // __delay_ms(2); // noise margin 42 if(G1==0){ <-- ここが問題 43 g0_flg=1; 44 i=0; 45 } 46 } ~ snip ~これは当初コンパレーターを使わずにデジタル入力で処理していたときの名残で、コンパレーターを使った閾値判定においてはCOUTを評価すべきである。
今回、放置していた車両側のイグナイタコネクタも4Pコネクタに交換した。一応矢崎の自動車用コネクタ4P090WP-TS-DGR-F-trおよび、4P090WP-TS-DGR-M-trを使用したが、防水コネクタであればなんでもよいと思う。
配線する必要があるのは、B+, IGF, EXT端子だ。IGTはECU内から直接貰っているので、もはや必要ではない。EXT端子はタコメータに接続されており、前回までの改造で12VにPull-upしておき、IGTに合わせてGNDに落とす回路を追加していたが、IGFの出力をそのままEXTにも与えるように変更し、メーター側を3.3Vp-p仕様に変更することとした。タコメーターの改造についてはこちら